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「あれは嫌、これはできませんということは何ひとつありません」——撮影前に兒玉遥がスタッフに告げた言葉だ。HKT48の1期生として活躍し、卒業後は女優に転向した彼女が、実に6年ぶりに写真集に挑んだ。それが『Stay 25』。25歳の自分を、ありのままに、何も隠さずに——そういう覚悟で作られた1冊だ。
基本情報
| 発売日 | 2022年11月25日(電子書籍版:2023年7月14日) |
|---|---|
| 出版社 | ワニブックス |
| ページ数 | 160ページ |
| 撮影 | LUCKMAN |
| ロケ地 | 東京近郊、福岡 |
| 収録内容 | 水着、ランジェリー、プールショット、大胆な肌露出カット |
| 付録(紙版) | B3ポスター(2種のうち1種をランダム封入) |
| 定価 | 3,300円(税込) |
この写真集を一言で言うと
「女優が、アイドルの鎧を全部脱ぎ捨てた問題作」だ。
兒玉遥といえば、HKT48時代から「かわいい系」「アイドル系」のイメージが強かった。それが女優転向後の初写真集で、スタッフとディスカッションを重ねながら「チャレンジ」を積み重ねた結果、出来上がったのがこれだ。発売から1ヶ月を待たずに重版が決定したのは、その内容が世間の期待を大きく上回ったことを示している。
見どころ・注目ポイント3選
① 「何でもやります」の覚悟が生んだ、HKT時代との断絶
アイドル時代の兒玉遥は「かわいい・元気・明るい」の三拍子が前面に出ていた。今作はそれを意図的に壊しにいっている。「”元アイドル”や”女優”という肩書きを良い意味で覆す写真集を意識した」という本人のコメント通り、従来のイメージを期待して手に取ると確実に裏切られる。良い意味で。
② スタッフとの共同作業で生まれた「本人納得の一冊」
撮影のたびに全カットを本人がチェックし、スタッフとディスカッションして次の撮影に臨む——そのサイクルを繰り返した写真集は、「押しつけられた露出」ではなく「本人が選んだ表現」の集積だ。その違いは、写真の表情と空気感に如実に出る。どのカットも遥自身が「これでいい」と判断したものだという事実が、見る側に伝わってくる。
③ 160ページ・東京近郊+福岡の2ロケ、ボリュームは十分
160ページという分量は、グラビア写真集としてかなり充実した部類だ。東京近郊と福岡というロケ地の組み合わせで、シーンの多様性も確保されている。プールで水着姿のショットから、室内での艶やかなカットまで、バリエーションがある。デジタル限定の「Another Edition」も存在し、本誌に掲載しきれなかったアザーカット160ページが別途楽しめる。
40代男性目線の本音レビュー
兒玉遥は、HKT48での印象が強く残っているタイプのアイドルだった。あの頃のイメージで『Stay 25』を開くと、かなりの衝撃を受けることになる。良い意味で「こんな一面があったのか」という発見がある。
「想像を遥かに超えており、非常に鮮烈」という出版社のコメントは大げさではない。ただし、純粋なグラビア目的で手に取ると「実用性はないがセクシー」という独特の評が示す通り、ガッツリ系とは方向性が違う。アート寄りの雰囲気と大胆な露出が同居した、なかなか稀有な1冊だ。
40代の目線で言えば、「アイドルが女優になって変わったな」という感慨と、単純な意味での「見応え」の両方を同時に得られる。こういう経験ができる写真集はそう多くない。
こんな人におすすめ / 向いていない人
おすすめの人:
- 兒玉遥のHKT時代を知っていて、女優転向後の変貌ぶりを見たい人
- 「本人が全て納得して撮った写真集」という制作背景に価値を感じる人
- アイドル系グラビアとアート系写真集の中間にある独特の世界観が好みの人
- 160ページのボリュームとアザーカット版の両方を楽しみたい人
向いていない人:
- HKT時代のかわいい・元気な兒玉遥を期待している人(方向性が真逆)
- 実用重視でガッツリ系を求めている人(アート寄りなのでそこは期待しないほうがいい)
まとめ・総評
『Stay 25』は、兒玉遥が25歳という節目に「ありのままの自分」を永遠に残すために作った写真集だ。タイトルの意味——25歳のままで、永遠に存在するように——はそのまま、この1冊が放つ強度に直結している。
発売から1ヶ月で重版がかかった事実が、全てを物語っている。HKT時代の兒玉遥しか知らない人間が見たら、必ず驚く。DMMブックスで電子版も配信中なので、今すぐ確認してほしい。