映画館で「無限列車編」を観て、泣いた。声を抑えながら、それでも涙が止まらなかった。
興行収入400億円超、日本映画歴代1位。あの熱量が数字になっていることは後で知ったが、劇場の中でも周りのすすり泣く声は聞こえていた。大人がこれだけ泣く映画を、自分はそれまで見たことがなかった。
そして2025年、今度は「無限城編」が映画3部作として公開される。鬼滅の映画はまだ終わっていない。むしろここからが、原作ファンが最も待ち望んでいたクライマックスだ。
ただ、あとから気づいたことがある。原作漫画を先に読んでいたからこそ、あの場面であれほど泣けたのだと。漫画で積み上げた感情が、映像と音楽で一気に解放される感覚だ。映画だけでも十分すごいが、漫画を先に読んでいると刺さり方が違う。
基本情報
| タイトル | 鬼滅の刃 |
| 作者 | 吾峠呼世晴 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
| 連載期間 | 2016年〜2020年(全23巻・完結) |
| ジャンル | 和風ダークファンタジー・バトル |
| アニメ | 第1期〜柱稽古編(ufotable制作) |
公開された映画・今後の映画まとめ
| 作品 | 公開年 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 2020年10月 | 炎柱・煉獄杏寿郎と無限列車での戦い | 興行収入404億円超・日本映画歴代1位 |
| 劇場版「鬼滅の刃」無限城編(第一章) | 2025年公開予定 | 鬼舞辻無惨との最終決戦・前編 | 3部作の第1章 |
| 劇場版「鬼滅の刃」無限城編(第二章・第三章) | 続報待ち | 最終決戦の中盤〜クライマックス | 3部作の残り2章 |
「無限列車編」は単体の映画として完結しているが、「無限城編」は原作の最終章——鬼滅の刃で最もドラマチックな部分を映画化したものだ。柱たちが全員集結し、鬼舞辻無惨と決着をつける。原作を読んでいる人間なら、これがどれほどのものになるかはわかる。
まず、どんな話か
大正時代の日本が舞台。主人公・竈門炭治郎の家族が鬼に襲われ、唯一生き残った妹・禰豆子は鬼にされてしまう。炭治郎は妹を人間に戻すため、鬼を狩る組織「鬼殺隊」に入り、鬼の始祖・鬼舞辻無惨を倒すために戦う。
一言で言えば「和風ダークファンタジーの王道」だが、読んでみると印象が全然違う。この漫画が他と違うのは、鬼の側にも物語があること。倒した鬼のほとんどに、人間だった頃の悲しい過去が描かれる。だから単純な「勧善懲悪」にならない。
漫画を先に読むと、映画が3倍刺さる理由
「無限列車編」の映画は漫画7〜8巻あたりの内容。映画だけでも十分面白いが、漫画を読んでから観ると感情の積み上がり方が全く変わる。煉獄杏寿郎の「強さの哲学」を知った上で観るのと、知らずに観るのとでは、映画の中の台詞の重さが別物になる。
「無限城編」はさらにその差が大きい。無限城編は原作の終盤——炭治郎たちが積み上げてきた全てが収束する場面だ。柱それぞれの過去、仲間の死、積み重なった伏線。漫画を読んでいれば全部わかった状態で映画館に座れる。読んでいなければ、その文脈がない。どちらが深く刺さるかは、言うまでもない。
原作を読んだ上で映画館に座ったとき、劇場から出た後しばらく立てなかった。それくらい、刺さり方が違った。
映画別・どこまで読めばいいか
| 映画 | 最低限読む巻 | 理想 |
|---|---|---|
| 無限列車編 | 1〜6巻 | 1〜8巻(または第1期アニメ視聴後) |
| 無限城編(第一章〜) | 1〜16巻 | 全23巻(完結まで) |
無限城編を映画館で最大限楽しみたいなら、正直なところ全23巻読んでから行くのが理想だ。1巻あたり418円前後なので全23巻で約9,600円だが、DMMブックスの初回割引クーポンを使えば数巻分をお得に試せる。まず数巻読んで、ハマったら全巻揃える流れがおすすめだ。
炭治郎というキャラクターの珍しさ
少年漫画の主人公にしては珍しく、炭治郎は「優しい」ことが強みとして描かれる。敵の鬼に対しても、その悲しみを感じとって涙を流す。怒りではなく、悲しみで戦う主人公というのは、長く漫画を読んできた中でも記憶にない。
40代が読むと、この「やさしさ」の描き方がまた違う角度で刺さる。社会でいろいろあって、人の痛みに慣れてきたような感覚があるところに、炭治郎の素直さがぶつかってくる。そういう漫画だった。
ufotableの映像美について
アニメ・映画を担当したufotableの映像は本当にレベルが違う。炎や水の「呼吸」の演出は、漫画では線と効果音で表現されているものが、映像になると完全な別物になる。無限城編の映像については、アニメ勢からも原作勢からも期待値が異常に高い。
だからこそ漫画で先にストーリーを把握してから映像で体験する順番の方が、トータルの満足度が高い。漫画→アニメ→映画という順番が、個人的には最も推しのルートだ。
全23巻・完結済みの安心感
鬼滅の刃は2020年に完結している。全23巻で綺麗に終わっている。「途中で打ち切りになるかもしれない」という不安なしに、最初から最後まで一気に読める。無限城編の映画が公開される前に、全部読んでおく時間は今なら十分ある。
DMMブックスの初回70%OFFクーポンを使えばまとめてお得に揃えられる。途中でやめられなくなるのが目に見えているので、最初から全巻まとめて購入してしまうのも手だ。
よくある質問
グロい・怖い描写はある?
ある。鬼が人を喰う描写や激しいバトルシーンは多い。ただ過度に残酷というより緊張感のある戦闘として描かれているので、普通のバトル漫画が読める人なら問題ない。
映画だけ観ても楽しめる?
楽しめる。映画単体でも成立している。ただこの記事で書いたように「漫画を読んでから観た人」との体験の差は大きい。特に無限城編は、原作を読んでいるかどうかで感動の深さが別次元になると思う。
無限城編の公開日はいつ?
第一章は2025年公開予定。第二章・第三章の詳細な日程は続報待ち。公式サイトや集英社の発表を確認してほしい。
まとめ:映画の前に、まず1巻を開け
鬼滅の刃の映画はまだ続く。無限列車編で終わりだと思っていた人も、無限城編3部作が控えている今、原作を読み始めるベストタイミングはまさに今だ。
全23巻、完結済み。一気読みできる。映画館で「あのシーンがこうなるのか」と体験したいなら、今すぐDMMブックスで1巻を開いてほしい。読み終えた後に映画館へ行けば、あの涙の意味がわかる。
⚔️ 映画「無限城編」の前に、原作で予習する
「無限城編」は鬼滅最大のクライマックスだ。原作を読んでいた人間として断言できる――漫画を先に読んでいると、映画館での感情の爆発量がまるで違う。全23巻・完結済みで今すぐ一気読みできる。映画を最大限に楽しみたいなら、今が読み始めるタイミングだ。DMMブックスなら電子書籍でいつでも読み始められる。